事務所紹介

けやき法律事務所へようこそ


親身になってお話をお伺いします。お気軽にご相談下さい。

事務所名 けやき法律事務所
所長 菅野 芳人
所属弁護士会 仙台弁護士会
所在地 〒980-0811
宮城県仙台市青葉区一番町2-10-17
仙台一番町ビル8階
TEL 022-213-8202
電話受付時間:平日9時~21時
法律相談時間:平日9時~17時
(夜間・土日祝応相談)
FAX 022-213-8201

場所

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【電車でお越しの方】
JR仙台駅から徒歩10分で事務所に到着します。
【お車でお越しの方】
当事務所は、仙台高等裁判所の近くにあります。お車でお越しになられる場合には、高等裁判所を目印にお越し下さい。

けやき法律事務所について

1.菅野・渡辺法律事務所としての独立開業

当事務所は平成2年5月に「菅野・渡辺法律事務所」として仙台市青葉区米ケ袋というところで開業しました。弁護士になって2年目での独立開業であり,不安もありましたが,同期の渡辺寿一弁護士と一緒の事務所であり,心強かったですね。事務所は1階の15坪のスペースを賃借し,そこに机やいす,応接セット、コピー機などを置いて,事務所の体裁を整えました。

 

手持ちの事件数はほぼ1けた台での独立でしたから,時間だけはたくさんありましたね。ですから,昼ごはんを食べると優雅に広瀬川の川べりを散策して歩くのが日課でした。川べりには光ファイバーや半導体の研究で有名な西沢潤一先生のご自宅などもあって退屈はしませんでした。今考えると何とも優雅な時間を過ごしていたものです。

 

独立して3年ほど経過すると,渡辺弁護士も私も忙しくなってきて,打ち合わせスペースが2つでは足りなくなり,事務所の移転を考えるようになりました。収入も少しは増えて,3年前のようにバブルの影響で事務所が見つからないということもありませんでしたので,事務所物件を見て回りましたが,なかなか気に入った物件には出会えませんでした。

 

やっと見つけたのが仙台市青葉区大町にあった戦災復興記念館そばの30坪ほどの事務所でした。執務スペースの目の前の立体駐車場の壁一面にフォルクスワーゲンの絵が描かれていて,渡辺弁護士と「趣味悪いね。」などと軽口をたたきながら仕事をしていました(もっともブラインドを閉めていることが多かったと思います。)。

 

2.親しみやすい事務所名の検討

事務所を移転するにあたり最大の問題は事務所の名前をどうするかということでした。「菅野・渡辺」だと,渡辺先生の方が年上なのに,依頼者から菅野先生よりも下に見られることがあるという渡辺先生からのもっともな申し出があり,それでは依頼者からみてわかりやすく親しみやすい事務所名にしようということになりました。

 

移転前は,「菅野・渡辺法律事務所」封筒の下の名前は,渡辺先生の依頼者に対しては渡辺先生が上で私の名前が下というような工夫はしていたのですが,いかんせん看板は「菅野・渡辺法律事務所」ですから,とってつけたような弥縫策には限界がありました。そこで,事務所名の検討をすることになりましたが,なかなか難しかったですね。

 

昼ごはんを食べるときや夕方仕事が終わって一杯交わしながら議論しましたが,「ひまわり」は全弁護士を敵に回すとか,「オープン」「開けっぴろげ」は秘密を守らない弁護士のようだとか,「青空」は事務所を持っていないようだとか,話はぐるぐると際限もなく続き,最後は酔いも回り移転してお金が無くなったら弁当屋さんでもやろうとなって「半弁護士・半弁当屋」事務所などというくだらない話でお開きとなるのが常でした。名前が決まったのは移転の半月ほど前だったと記憶しています。

 

「けやき」だったら仙台のシンボル的存在の木だし,しっかりと大地に根を張る丈夫な木なのでいいのではないかという結論になりました。こうしてやっと事務所名が決まったのですが,当時は,苗字などの名称を事務所名とするのが一般的で,このような名称で事務所名としていたのは仙台では青葉法律事務所ひとつだけでしたから,珍しいこともあって,河北新報という新聞に3回の連載で「けやき共同法律事務所」が紹介されることになりました。平成5年5月のことで,それなりに宣伝になったのではないかと思います。

 

3.「けやき法律事務所」へ事務所名を改称

新しい事務所に移転した後はとにかく忙しかったですね。弁護士会には会務といって弁護士会の様々な仕事を弁護士がする伝統がありますが,先輩の先生からは使いやすいと思われたのか,弁護士会の仕事が仕事の3分の1ぐらいを占めていました。基本的に対価はなく,お弁当ぐらいでしたから,割に合わないものでしたが,この経験が今の仕事に大きく役立っていると思います。先輩の弁護士の先生方から代理人としての活動のスタンスから技術的な点までいろいろと貴重な話を聞くことができましたし,独断的になりがちな仕事の仕方も客観的な目で見ることができるようになりました。

 

このような生活が十数年ほども続いたでしょうか,弁護士会の仕事は最大で全仕事量の2分の1ほどになったこともありました。この間,平成7年に渡辺先生とは袂を分かつことになり,別々の事務所でそれぞれ活動の場を持つことになりました。渡辺先生の事務所も相当に忙しく仕事をしているようで安心をしました。

 

私はどんな仕事も依頼者に寄り添い,とにかく話しやすい環境をつくることに気を使っていました。このような姿勢が評価されたのか,仕事の方は順調に推移し,平成15年に今のビルの最上階の60坪ほどの事務所に移転し,事務所の名称も「けやき共同法律事務所」から「けやき法律事務所」に改称して,依頼者によりそうという初心を忘れずに、業務を続けることにしました。

 

平成28年にはビルの8階の今の100坪ほどの事務所に移転し,業務をしています。現在の事務所は,相談場所から八木山の緑が見える広々とした事務所です。おいでになると,話しやすい環境を心がけていることがわかると思います。どのようなことでも是非お気軽にご相談ください。

 

4.交通事故問題に注力することになった“きっかけ”と“想い”

最後に今もっとも力を入れている交通事故の事件のことを簡単に紹介させていただきます。交通事故の案件は今ほど件数が多くはありませんでしたが,早い時期から力を入れていた分野でした。弁護士になってすぐには,2級の認定に異議を申し立て,1級を認めさせて1億5000万円ほどの賠償額を獲得した事案もありましたし,過失割合が70%の1級の被害者について1億の賠償額を獲得したこともありました。

 

15年ほど前には多賀城市の飲酒運転の車に高校生多数がはねられ死亡し又は重傷を負ったという事案について,加害者が任意保険に加入していなかったことから,父母の保険契約を使用する形で100%の損害賠償を獲得したとこともありました。平成19年には高速道路上で自損事故を起こし路肩に避難する途中で大型トラック2台にはねられ死亡したという事案について,搭乗車傷害保険金を損害保険会社に請求し,最高裁で逆転勝訴したこともありました。

 

今から10年ほど前になりますが,ある事件を通して,交通事故の被害者に対する損害保険会社の冷淡な対応を目の当たりにし,また被害者の治療にあたるお医者様の対応にも問題を感じ,被害者の真の救済には交通事故の早い段階から関与し,後遺障害の獲得をする必要があるという気持ちが強くなりました。そこで,交通事故に注力し,早い段階から依頼を受け,依頼者と2人3脚で後遺症の獲得を目指して対応するようになりました。

 

後遺症の獲得を目指して対応する事務所は数少ないと思いますが,治療中に保険会社とのいろいろな対応で相談が必要になりますので,早い段階での依頼は被害者のみなさまにとって有益です。また,何よりも後遺症がとれなければ適正な賠償を受けることができませんので,後遺症の獲得を考えている方はぜひ当事務所にご相談ください。なお,当事務所がこの10年で相談を受けた件数は2000件を超え,その約3分の1について依頼を受けています。

 

年々被害者をめぐる保険会社や裁判所の対応は厳しくなっていますが,そのような中でも被害者に寄り添い,より多くの案件について適切な損害賠償を獲得するよう努力しています。どんなささいな交通事故でも,お気軽に相談いただけますと幸いです。

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