交通事故Q&A

ここでは、当事務所によくご相談を頂く交通事故に関するご質問とご回答をご紹介させて頂きます。

後遺障害の認定を受けるにはどのようにすればよいのでしょうか?(令和5年10月6日改訂)

後遺症の認定を受けるためには,損害保険料率算出機構(一般的には「自賠責」と呼ばれています。)という機関の等級認定を受ける必要があります。そして,この等級認定を受けるためには,交通事故証明書,事故発生状況報告書や,診断書・レセプト・後遺障害診断書などの立証資料を揃えて申請する必要があります。 相談としてよくあるのは,認定を受けるための請求を自分でやった方がよいのか(被害者請求),保険会社に

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交通事故にあって治療中に,また事故にあったら(令和5年6月14日更新)

  最近,このような相談が多くあります。はじめの事故とあとの事故による傷害が異なる場合,あとの事故の治療は加害者の加入する任意保険でなされるのが通常であり,あまり複雑な問題は生じません。しかし,はじめの事故とあとの事故による傷害が同じ部位である場合,治療はあとの事故の加害者の加入する任意保険でなされるのが通常ですが,この場合,後遺症の請求について,損害賠償の請求について複雑

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弁護士費用特約について(令和5年8月21日更新)

      弁護士費用特約は,交通事故に関して加害者に損害の賠償を求めるために,弁護士に相談する費用,弁護士に依頼する費用などを,保険会社が支払ってくれるものです。物損についても,弁護士費用特約を利用することができます。このため,加害者に対して損害賠償を求めるのではない車両保険や人身傷害特約に関する相談や依頼については,弁護士費用特約を利用す

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交通事故の加害者が自動車保険(任意保険)に加入していなかった場合,賠償は受けられないのですか?(令和5年6月18日更新)

  最近このような相談を受けることがよくあります。加害者が任意保険に入っていない場合,被害者は自賠責保険の限度,具体的には,けがをした場合に治療費などで120万円,死亡した場合や後遺症が残った場合は75万円から4000万円の範囲で補償が受けられます。しかし,自賠責の定める額では一般的に十分な補償とはならないのが通常です。少し大きな事故の場合,治療費の120万円の枠はすぐに超

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後遺症の認定に対して不服の申立はできるのですか?(令和5年8月21日更新)

  もちろんできます。損害保険料率算出機構の後遺症の等級認定に対しては,異議の申立ができます。また,紛争処理機構という損害保険料率算出機構とは別の機関に対して審査請求をすることもできます。   ハードルは低くはありませんが,認められる例も少なからずあり,私の経験でも脊髄損傷で3級が1級に,下肢の障害について9級が8級になったケースがあります。

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転院の可否?(令和5年7月12日更新)

  被害者の方から,転院したいが,保険会社から転院がだめだと言われたとか,転院を認めるためには医師の紹介状が必要だと言われた,といった相談を受けることがあります。   しかし,治療してもよくならないとお感じになっている場合や,もっと親身になってくれるお医者様に通院したいと考える場合,どのようなお医者様に行って,どのような治療を受けるかは,患者である被害

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重大な過失とはどういうものを指すのでしょうか?

  自賠責保険で過失相殺が適用されるのは、被害者に重大な過失がある場合のみです。     ここで、重大な過失と認定される事故は、例えば、「信号を無視して横断した場合」や「泥酔して道路上で寝ていた場合」などが該当します。     もっと詳しくお知りになりたい方は、個別に交通事故問題についてご相談を

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保険金の請求にも時効があるって本当ですか?

  保険金の請求(保険金請求権)には時効があります。自賠責保険と任意保険共に時効は3年になります。     ただし、自賠責保険は平成22年3月31日以前の事故については2年。任意保険は平成22年3月31日以前の契約については2年になります。   もし、時効を過ぎてからの保険金請求をしたとしても時効であるため、保

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後見人とはどういうことですか?

    交通事故の被害者が精神的な障害があることによって、自分の行為の結果について合理的な判断をすることができない人(被後見人)に代わり、交通事故の被害者として損害賠償請求をする場合、後見人が法定代理人として、法律行為を行うことができるようになります。       一方で、被後見人が勝手にやった法律行

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むちうち症で等級が上がる場合があるって本当ですか?

  むちうち症(むちうち)は、外傷が見えない病状です。そのため、適正な後遺障害の等級認定がされない場合があります。   その際、異議申し立てをすることで等級認定が認められることがございます。     しかし、一度後遺障害等級の認定がされたものは、なかなか認定が変わりにくいということがあります。ですので、もし、む

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