【解決事例100(令和5年6月8日更新)】交通頻煩な道路を横断中に加害車両に衝突されて腰椎骨折等の傷害を負った80代女性について,8級相当の後遺障害を獲得し,提訴の上,約2500万円の損害賠償金を獲得した事例。

相談者
80代女性
後遺障害内容
腰椎の圧迫変形,腰背部痛等
後遺障害等級
8級

[和解前]          0円

[和解後]      2500万円

[増額分]      2500万円

 

交通事故の概要

相談者が,宮城県仙台市内の交通頻煩な道路を横断中,同道路を直進してきた加害車両に衝突され,外傷性くも膜下出血,脳挫傷,腰椎骨折等の傷害を負ったもの。

交渉経過等

相談者は,加害者側保険会社の交通事故後の対応に不信感を持ち,交通事故の問題に詳しい仙台市内の当弁護士事務所に相談した。特に加害者側保険会社が主張していた相談者の過失割合が40%であるとの説明に納得がいかず,後遺障害の申請とその後の示談交渉等を当弁護士事務所に依頼した。

当弁護士事務所ではまず後遺障害を申請するため打ち合わせを重ね,十分な資料を収拾して後遺障害の申請を行ったところ,8級の後遺障害等級の認定を受けた。そして,当該認定を受けて損害賠償額の提示を行ったところ,加害者側保険会社に示談交渉の意思がなかったため提訴し,提訴後わずか半年で2500万円での和解を成立させた。以下は和解案の概要である(数字は概数)。

 

被害項目 相談者 加害者 裁判所
 入院雑費 120,000 120,000 120,000
 交通費 80,000 80,000 80,000
 休業損害 5,200,000 2,000,000 4,000,000
 逸失利益 10,000,000 7,000,000 10,000,000
 傷害慰謝料 2,500,000 1,300,000 2,300,000
 後遺障害慰謝料 8,300,000 8,300,000 8,300,000
 (小計) 26,200,000 18,800,000 24,800,000
 過失相殺 0 △7,520,000(40%) △3,720,000(15%)
 (小計) 26,200,000 11,280,000 21,080,000
 調整金 0 0 3,920,000
 (合計) 26,200,000 11,280,000 25,000,000

 

所感

本件における最大の争点は,交通事故状況と過失割合であり,加害者側は,事故現場の直近に横断歩道があったこと,夜間,幹線道路の修正要素を主張したが,夜間のみの修正要素が認められ,逆に当方の「高齢者」「商店街等」の修正要素の主張が認められたため,最終的に相談者15,加害者85の過失割合での和解となった。なお,相談者15%の過失分の金額約372万円については,人身傷害特約の付保がなかったため,回収することができず,残念な結果となった。

(執筆者)弁護士 菅野 芳人

解決事例の関連記事はこちら

  • 仙台交通事故被害者 無料相談会はこちら
  • 無料法律相談はこちら
トップへ
無料相談のお問い合わせ 022-213-8202 受付時間:9時~21時
相談時間:9時~17時
(夜間・土日応相談)
お問い合わせはこちら
LINEでの無料相談
予約も受付中です
お問い合わせはこちら