【解決事例93】歩道上を自転車で走行していた70代の被害者運転の自転車に,後ろから追い越してきた自転車が接触し,被害者を転倒させて重傷を負わせたという事案(自転車対自転車)について10級の後遺障害を獲得し,1350万円の損害賠償金を獲得した事例。

相談者
70代女性
後遺障害内容
肩関節の機能障害,痛みと重苦感
後遺障害等級
10級10号

[裁判前]       558万円

[和解後]      1350万円

[増額分]       792万円

 

交通事故の概要

被害者が宮城県仙台市内の歩道を自転車で走行していたところ,後方から走行してきた自転車が追い越しざまに接触し,被害者を転倒させて重傷を負わせたもの。

交渉経過等

被害者は,本件交通事故が自転車対自転車という自賠責が適用にならない特殊な事故であったことや相手方保険会社の対応に不安を抱いたことから,交通事故の案件を多く取り扱っている地元仙台市内の当弁護士事務所に相談した。当弁護士事務所では加害者側保険会社と円滑な関係を保ちつつ,交渉を重ね,後遺障害等級10級を認めさせ,示談交渉を行った。しかし,加害者側保険会社の提示額が低額であったため,仙台地裁へ提訴。最終的に1350万円での和解が成立した。以下和解の概要である(数字は概算)。

損害項目 原告 被告 裁判所
 治療費 2,520,000 2,520,000 2,520,000
 入院雑費 30,000 20,000 30,000
 交通費 150,000 150,000 150,000
 休業損害 3,800,000 0 1,200,000
 その他 50,000 50,000 50,000
 傷害慰謝料 2,000,000 650,000 1,700,000
 逸失利益 7,800,000 0 4,200,000
 後遺症慰謝料 5,500,000 2,240,000 5,500,000
 △既払金 △2,520,000 △2,520,000 △2,520,000
 調整金 0 0 670,000
(合計) 19,330,000 3,110,000 13,500,000

 

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