【解決事例102(令和5年11月22日改訂)】宮城県仙台市内の交差点を走行していた40代男性について併合9級を獲得し,総額で約2970万円の損害賠償金を獲得した事例

相談者
40代男性
後遺障害内容
顔面醜状,胸骨部及び鎖骨の痛み等
後遺障害等級
醜状につき9級16号,胸骨部及び鎖骨部の痛みは各14級9号(併合9級)

[和解前]          0円

[和解後]      2970万円

[増額分]      2970万円

 

交通事故の概要

相談者が事故の起きた早朝宮城県仙台市内の信号機のない交差点を黄色点滅信号に従い徐行,直進していたところ,赤色点滅信号に従って一時停止や徐行することなく交差点を直進してきた加害車両のトラックと出会い頭に衝突し,全身に多くの骨折等の障害を負い,前記の後遺障害を残したという重大な事故であった。

交渉経過等

相談者は,本件事故後長期間の入院を余儀なくされ,退院後,加害者側保険会社からの過失割合の提示に対し不信感を抱き,宮城県仙台市内の当弁護士事務所に相談した。当弁護士事務所は,相談者に対し過失割合に関する裁判所の考え方を丁寧に説明するとともに,後遺障害の獲得を先行し,その後は裁判を経て過失分も含め損害賠償額全額の獲得を目指すことを方針としてお話しした。

その後,後遺障害について併合9級を獲得したが,醜状障害がメインの認定であったため,既に決めていた提訴の方針で対応した。

その結果,醜状の労働能力喪失について10級及び11級を前提とする逸失利益が和解案として提示されたため,この類の事案としては高額の損害賠償金を獲得することができた。和解案の概要は以下のとおりである(数字は概数)。

 

被害項目 相談者 加害者 裁判所
 治療費 500,000 500,000 500,000
 入院雑費 350,000 350,000 350,000
 交通費 100,000 100,000 100,000
 診断書料等 50,000 50,000 50,000
 休業損害 2,000,000 2,000,000 2,000,000
 逸失利益 28,500,000 0 16,500,000
 後遺障害慰謝料 8,300,000 6,900,000 6,900,000
 (小計) 39,800,000 9,900,000 26,400,000
 既払金 ▲1,900,000 ▲1,900,000 ▲1,900,000
 調整金 0 0 5,200,000
 (合計) 37,900,000 8,000,000 29,700,000

 

所感

本件では,醜状障害の逸失利益,過失割合が大きな争点となったが,通常認められない場合が多い逸失利益について丁寧な主張・立証を重ねて10級と11級の労働能力喪失率で和解案を提示せしめ,最終的に上記の和解案となった。過失割合についてもほぼ満足のいく内容となった。

(執筆者)弁護士 菅野 芳人

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